Scratchプログラミング入門

4.敵を攻撃する

弾のスプライト

猫から弾が発射して敵を倒すことが出来るようにしてみましょう。

まずは、弾のスプライトが必要です。
「スプライトライブラリー」から弾にふさわしいと思うものを選択してください。

次に弾の移動をプログラムしてみます。
弾は何発も出したいので、クローンとして表示します。
猫のスプライトのプログラムでスペースキーが押されたら弾のクローンが作成されるというようにします。

弾のプログラムは次のようにします。


そして、猫のプログラムにスペースキーが押されたときの処理を追加します。


これで弾が発射されるようになりました。

敵スプライトを消す

弾を動かして敵に当たったとき、敵を消すことは簡単にはできません。
ここでは発想を変えて、敵の方が弾に触れたとき自分自身を消すようにしてみます。



弾数を制限する

今のままだと弾をいくらでも発射できるので、簡単に敵を消せてしまいます。
今度はゲーム性を持たせるために弾の数を制限してみます。
弾が何発発射されたかを記憶するために変数が必要となります。
変数を用意するには、ブロックパレットの「データ」をクリックして「変数を作る」をクリックしてください。

変数名をtamaとして、すべてのスプライト用として作成します。
この変数を使い猫のプログラムを次のようにします。

弾を発射するごとに変数tamaの値を増やし、5になったらプログラムを停止させます。
また、「Ballのクローンを作る」のつぎに「0.1秒待つ」を入れたのは、弾が連射してしまうことを防ぐためです。


得点を表示

消した敵の数を得点として表示してみます。
まずは、得点を記録する変数tenを用意します。

敵のスプライトのプログラムを次のように変更します。


ステージ上に変数tentamaの値が表示されています。
これらは好きな場所に配置できます。

これで、ミニゲームではありますが、ひと通り完成しました。

いかがですか?
意外に簡単にプログラムが作れたのではないでしょうか?

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