Scratchプログラミング入門

7.ゲームの流れ

一般的なゲームの流れを作る

一般的なゲームでは次のような流れになっています。

タイトル → ゲーム → ゲームオーバー

最低、この3つのシーンが繰り返されます。
このとき、それぞれのスプライトが現在どのシーンなのか知る必要があります。
それには、大きく2つの方法があります。

1.グローバル変数を使う

変数には、そのスプライトしか使えない変数(ローカル変数)とすべてのスプライトが扱える変数(グローバル変数)があります。

すべてのスプライト用変数を1つ用意し、その変数で現在どのシーンか表するようにしておきます。
そうすれば、どのスプライトもその変数の値によって処理を変えるようにできます。
ただし、それぞれのスプライトの処理がやや煩雑になってしまいます。

2.メッセージを送る

Scratchでは、「メッセージを送る」という機能が用意されています。
これはイベントの一種で、
これらのイベントと同様に、ユーザーが好きなメッセージを作る事が可能です。

自分で、「タイトル」、「ゲーム開始」、「ゲームオーバー」の3種類のメッセージを用意します。
必要に応じて、メッセージを送ったり、メッセージを受け取ったときの処理を作ります。


以前、作ったプログラムを改造してみます。
今回、必要となるのは、タイトルとゲームオーバーを表示するスプライトです。
これらのスプライトを自分で作ってみます。

まず、「新しいスプライトを描く」をクリックします。


エディタ画面で好きなスプライトを作る事ができます。
また、PhotoShopなどで作った画像を読み込み、スプライトにすることも可能です。

タイトルシーン用のスプライトとゲームオーバー用のスプライトの2つを作ります。















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